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自然景観と縄文の町

つがる市の観光

津軽国定公園

ベンセ湿原

つがる市の観光の楽しみ方として、面積約23ヘクタールもある津軽国定公園を代表するベンセ湿原があります。日本自然百選にも指定され、6月上旬にはニッコウキスゲが一面黄色に染まり、6月下旬には、ノハナショウブの大群落で一帯は黄色から紫へと変わります。遊歩道を歩きながら写真撮影していると、野鳥のさえずりと心地よい風の音が聞こえてきます。またこの湿原は海岸低層湿原及び中間層湿原で、学術上貴重なものとなっています。

ベンセ湿原
日本一長寿のりんごの木

樹齢140年のりんご

日本最古のリンゴ樹

つがる市には風雪に耐え100年以上も生き抜いてきたりんごの木が3本残っています。明治11年に植栽したそうで青森県指定天然記念文化財に指定されています。今でも約40箱以上収穫があるそうで、収穫したリンゴは、長寿にあやかってもらおうと、市内の老人福祉施設に毎年寄贈されています。

中世時代に創建

高山稲荷神社

高山稲荷は伏見稲荷大社神社を思わせるような朱色の千本鳥居が見どころです。鎌倉から室町にかけてこのあたりを統治していた豪族安藤氏の創建と伝えられています。言い伝えでは赤穂浪士の討ち入りで知られる赤穂藩がお家取りつぶしの際に赤穂城内に祀っていたお稲荷様を、赤穂藩士の「寺坂三五郎」が奉戴し津軽の地に逃れ高山の地に祀ったことが始まりとされています。異世界のような美しい風景と奇妙さを醸し出している不思議な気分になります。

高山稲荷神社
埋没林

約2万8千年前の針葉樹林

最終氷期埋没林

約2万8千年前のエゾマツやアカエゾマツの針葉樹林が1キロメートルに渡って見ることが出来る不思議な風景。幅約30センチメートルの泥炭層に1メートルから2メートルの間隔で、数千本が並ぶ規模は世界最大級と言われ、最終氷期(約8万~2万年前)後期の極寒期に、洪水などの急激な環境によって針葉樹が水没し、その根が腐らずに残った貴重な樹木の化石です。